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一度外したワンデーカラコンを使い回してはいけない理由

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ワンデータイプのカラコンはケアの必要がなく、いつでも新しい清潔なレンズを利用できるのがメリットです。しかし1枚の単価が割高になってしまうことから、一度使ったレンズをもう一度洗って使い回すことができないかと考えてことがあるかたも少なくないでしょう。
ですが、これはとても危険な行為なので控えるようにしなければなりません。

レンズが薄くので擦り洗い不可

まず、ワンデータイプのカラコンの特徴として、長期間使用タイプのレンズと比較して厚みが薄いことが挙げられます。カラコンはそれぞれ試用期間ごとに対応した耐性で作られており、ワンデータイプは着脱を繰り返すことに耐えられません。基本的に、一度外したものを再装着することを考えれていないのです。
外しても洗ったら綺麗になるのではないかと思うでしょうが、そもそも擦り洗いができないほどの薄さですので、レンズを傷つけてますます装着できない状態に劣化します。

保存液につけておくだけなのはもっと危険

擦り洗いの耐性がないのであれば、保存液に入れておくだけでそのまま使えば問題ないのではと考えるかたもいますが、レンズについた汚れや雑菌をそのままに、再び目の中に入れることはとても不衛生です。傷をつけたり感染症を患う要因となってしまいます。
目の充血や痒み、痛みなどを伴い、また、厄介な菌に感染をしてしまった場合には角膜に穴が開いてしまうほど深刻な症状を引き起こすので、非常に危険です。失明をすることも十分考えられます。

適切な使用期限をきちんと守ることが大切

ワンデータイプのカラコンは、一見綺麗そうに見えても一度外したらもう利用することができません。少しくらいという気持ちが油断を生み、2日3日と使い続けて重篤な病気の原因になってしまうことがあります。割高なワンデーカラコンをお得に使おうとして、結局治療費に高いお金がかかっては意味がありません。
ケアが不要なのがメリットですが、逆にいえばケアができないということです。一度使ったらもう二度と利用できない点を理解して、使用していくようにしてください。

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